黒板に「またいつか、この教室で会いましょう」中筋純写真展より

原発事故後の福島とチェルノブイリを撮った中筋純写真展

当時ソビエト連邦のウクライナ チェルノブイリ(1986年〜)と日本 福島(2011年〜)を中心とした一帯、どちらも原子力発電所の事故により甚大な被害をもたらされました地域です。

原発事故後に被災地を撮影した写真家 中筋 純さんが、アートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区)で、入場無料の写真展を2020年7月に開催しました。

個展『流転・福島&チェルノブイリ』

上の動画は写真家 中筋 純さんからのメッセージ。展覧会の意図を語ってくれています(取材・動画制作:たまプラ新聞)。

大きなプリントを広い空間で鑑賞することは、テレビや本で見るのとは、印象が大きく異なります。中筋純さんが「体験してもらいたい」と言っている通り、リアルな迫力がありました。

人が映る作品は数点で、多くは無人の屋内か街が被写体なのですが、生活があったことを痛いほど感じさせます。何をどう撮るか、プロの観点が際立たせます。

福島第一原子力発電所の事故は、東日本大震災による大津波で、冷却を担う電源が喪失したことが発端です。いまだに事故処理や被害は終わっていません。

この写真展は、2021年春に予定する『もやい展』のプレイベントです。

原発事故後の福島 中筋純写真展より

参考文献

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原発事故後の福島とチェルノブイリを撮った中筋純写真展 by 編集部